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これが「森友の改ざん公文書」だ 避けられない内閣総辞職

田中龍作ジャーナルより転載
これが「森友の改ざん公文書」だ 避けられない内閣総辞職


小西洋之議員(民進)。官僚による公文書改ざんを見抜いたのは元官僚だった。 

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=5日、衆院第16控室 撮影:筆者=


 昨年3月、財務省が国会に提出した森友学園への国有地売却の決裁文書。改ざん(さしかえ)部分は6ページにも及ぶことが分かった。決裁文書は全部で約50ページ。1割が改ざんされていたことになる。
 改ざん部分を見抜き指摘したのは小西洋之議員(民進)。総務官僚出身の小西議員は、自らも決裁文書を作成していた経験から次のように説明する―
 チェック済みであることを示すため、役人は文末にマーカーで丸印をつける。慎重な仕事ぶりで鳴る官吏らしい作業だ。
 決裁文書が改ざんされていなければ、全てのページに丸印が付いているはずだ。
 ところが、改ざんがあったと報道されている「調書」の部分は丸印がない。格安で売却した経緯を正当化して記した部分などである。朝日新聞の報道と符合する。小西議員は「これだけの大掛かりな改ざんは組織的でなければできない」と見る。
 きょう夕方、6野党は合同で財務省から事情を聴いた。
 小西議員は昨年3月、財務省が国会に提出した問題の文書をかざしながら追及した -




改ざんが入っていない箇所は、チェック済みであることを示す丸印が文末にある。

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=昨年3月、財務省が国会に配布した決裁文書=


 「(改ざんがあったと報道されている)『調書』の部分だけサイン(丸印)がない。チェックマーク(丸印)をつけた人の名前を教えて下さい。実物を見せることができますか?」
 財務省理財局の井口裕之・国有財産企画課長は「電子媒体になっている場合もある」とかわした。紙で残すのが役所の鉄則だ。不思議な答弁である。
 井口課長は改ざんの物的証拠となる紙面上のチェックマークの有無を知られまいとしているかのようだった。
 改ざんが指摘される決裁書類は、森友問題が発覚して間もない2月下旬から、参院予算委理事会が財務省に提出を要求し、3月2日、財務省が提出に応じた。
 改ざんを示す動かぬ証拠が出てきた。財務省は委員会の中でもひと際重要な予算委員会を欺いたのである。安倍首相と昭恵夫人を守るためだ。書類はもちろん、与党議員にも配布された。
 国権の最高機関であり、国民の代表で構成される国会に対する愚弄だ。内閣総辞職は避けられない。



改ざんされたとの報道がある「調書」には、丸印がない。チェックする必要がないからだ。

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=昨年3月、財務省が国会に配布した決裁文書=


3/6付東京新聞より抜粋
学校法人「森友学園」への国有地売却問題を巡り、財務省の決裁文書が問題発覚後に書き換えられた疑いがあるとの朝日新聞報道を受け、財務省の富山一成理財局次長は六日、参院予算委員会理事会で、文書原本は大阪地検特捜部に提出しており「近畿財務局にはない」と説明した。書き換えの有無については回答しなかった。野党は反発し、午前に予定していた予算委は見送られた。

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 与党側も自民党の石井準一筆頭理事が理事会で「与党としても納得できない」と財務省を批判した。野党側は書き換えの有無を確認するため、佐川宣寿前理財局長(現・国税庁長官)を国会に呼ぶよう求めたが、与党は回答しなかった。
 財務省が理事会に提出したのは、調査結果でなく、今後の調査方針。財務省は大阪地検の捜査に協力する段階にあるとし、調査は「捜査に影響を与えないように」するとした。その上で「多くの文書は捜査対象で全てを直ちに確認できない」とし、事実確認は「裏付けをとるなど慎重に行う」とした。


そこで、例の太田理財局長は、これは私の決裁事項ではない。部下の範疇だと回答しました
まぁ、これは逃げられないと認めたんでしょうね。次は自分だけはと必死の逃亡体制です。
安倍も今、同じことを考えさせているでしょうね。


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ここまでやったのは、個人の問題ではありません。
組織犯罪。
どうして、こんなに堕落したのか、官僚よ。
どうして、こんな汚い人間になったのか
全員懲戒解雇である。
ぞうりの罪も追求しなければならない。




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