嗚呼、悲しいではないか!

激動の世界情勢を裏から真実をお伝えしたい。そして日本が正当に立ち回るようにしたい。

眠れぬ夜が続く英メイ首相

眠れぬ夜が続く英メイ首相



【日本ニュース】英メイ首相 EU離脱交渉担う閣僚などの留任決める(2017/06/10)


 圧勝を期し、解散総選挙を決めたメイ英首相の見通しの甘さが、致命傷となった。相次ぐテロで緊迫した英国で躍進したのは、最大野党・労働党だった。


与党・保守党を率いるメイ首相にとっては、全てが裏目に出た選挙戦だった。
なりふり構わず連立を組んでも、議席を増やした最大野党労働党の存在感は高まっており、政権基盤は弱くなる。


当時の世論調査は、支持率で労働党を20ポイント以上も上回っており、「圧勝」の見通しに基づく判断で、EUとの交渉を前に政権基盤を磐石にする想いであった。


しかし、国民には
「思惑が見え見えで、逆に国民の強い反発を招いた。国民のための選挙ではなく、保守党のための政治ゲームだと思った」
と見透かされていた。


「労働党もブレグジットに反対していないため、離脱交渉への信任投票にしようとした保守党の思惑は最初から外れた。代わりにメイ首相が選挙公約に掲げた政策に批判が集中した。実際、ひどいもので、労働党はその逆を行って支持を広げた」


ブレクジットが争点にならず、保守党の釈迦保障改革の公約が槍玉に上がってしまった。
選挙中に改革案の見直し案を強いられたほどである。


「フルタイムで働いても自分の医療費すら十分に払えない。1%の昇給抑制は冗談そのもので、物価上昇に対応できない。裕福になるのは上流階級だけで、中流階級以下は切り捨て。緊縮、緊縮で警察官を2万人も削減し、テロに対応できるわけがない。コービン氏に期待するしかなかった」と、これも裏目に出た。


全てが、思惑とムードで一気に博打を打った仕打ちは手厳しい。
世界的に国民をなめてはダメである。シープルも目覚めている。


「だから労働党のコービン党首には期待したい。私たちの年代は、みなそう思っている」



但し、ブレディクトについては労働党も賛成なのだから、つまらないことをしたねと言う結果です。
まだまだ、メイ首相の苦悩は続く。



励みになります、こちらへもよろしく

にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・外交へ
にほんブログ村