嗚呼、悲しいではないか!

激動の世界情勢を裏から真実をお伝えしたい。そして日本が正当に立ち回るようにしたい。

今治も一枚岩ではない


 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり、愛媛県と同県今治市の担当者が2015年4月、協議のため首相官邸を訪れた際、加計学園事務局長が同行していたことがわかった。また、面会の経緯を知る関係者は、官邸で対応したのが当時の柳瀬唯夫・首相秘書官(現・経済産業審議官)だったと朝日新聞に認めた。
この面会は、愛媛県と今治市が獣医学部新設を国家戦略特区に正式に提案する2カ月前にあたるが、その時期に、県、市だけでなく事業主体の加計学園が首相に極めて近い立場の首相秘書官と会っていたことになる。安倍晋三首相は国会で、県、市の特区申請は知っていたが、加計学園の獣医学部計画を知ったのは今年1月20日だったと答えた。だが、その約1年9カ月前、首相秘書官の柳瀬氏が県、市の計画が加計学園と一体であることを認識していた可能性がある
今治市がこれまでに公開した文書によると、市企画課長や課長補佐が15年4月2日、首相官邸を訪問。目的は「獣医師養成系大学の設置に関する協議」と明記されている。ただ、面会相手とみられる部分は黒塗りだった。また、愛媛県の中村時広知事は今月1日、記者団に、この面会に愛媛県の担当者が同行したと述べた。面会相手や内容は明らかにしなかった。
関係者の証言などによると、この面会に県や市の担当者のほか、加計学園事務局長も同席首相官邸で対応したのは柳瀬氏だった。柳瀬氏は当時、国家戦略特区やTPP(環太平洋経済連携協定)、地球環境問題などを担当していた。 面会での具体的なやり取りは不明だが、面会から2カ月後の15年6月、県と市は国家戦略特区での獣医学部新設を国に提案。16年1月に今治市が特区に指定され、17年1月に加計学園が獣医学部新設の事業者に認められた。

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ぼろぼろぼろぼろ、ウソがばれて行く。当然ですけど。
買収するなら市民県民全員を買収しなければ難しいよ。それでも無理か。

江田さん、ぜひ安倍を追求してください。
武士の情けだ、官邸で逮捕されるのではなく、せめて私人として私邸で逮捕させてあげる。
小沢さんの言う通り、「失礼しました」と言って、表から消えるところであると思う。
政治家の矜持と武士の情けだ。

官僚のウソも限界、かわいそう。



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官邸夏の陣

加計がらみでいろいろな動きが外部から・内部から起こっている

 ①千葉科学大学客員教授の加藤元(獣医学)の一撃(日刊ゲンダイ) 
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08年から加計学園系列の千葉科学大で客員教授を務める加藤元氏(獣医学)は、「獣医学部の新設なんてとんでもない話。むしろ今、必要なのは大学の数を減らすことですよ」と指摘する。どういうことなのか。
「現在、獣医学を学べる大学は日本に16校ありますが、世界の最先端をいく米国と比べると、恐ろしいほどレベルが低い。底上げを図るには、今の16校から多くても4校にまで減らし、1校あたりの教授陣のマンパワーと予算を4倍に増やし、獣医師の専門性を高めるカリキュラムを組む必要があります
「どうしても大学を新設したいなら、全米獣医師会が設けた基準『AVMAスタンダード』をクリアするようなレベルの高い大学をつくらないと意味がない」と強調。
「この基準を満たしている大学は日本に一つもありません。難関とされる北大や東大でさえクリアできていないのに、加計学園にクリアできるわけがないのです」

恒常的に不足しているのは所得が低い地方公務員の獣医師であって、都心の動物病院はいつも飽和状態です。大学を増やし、仮に獣医師を倍増させたところで、地方の待遇改善を図らない限り解決にはつながりません。ところが、安倍政権や加計学園は獣医学部を増やせばいいと考えているようです。私に言わせれば、極めて安易な発想だし、自分たちのエゴばかりで本末転倒です
 大学で獣医学部・学科は人気の学科の一つ。学生確保のため、新設を望む大学や自治体が多く、その中の一つが加計学園だった。

 ②おひざ元今治市の市民からの一撃(日刊ゲンダイ) 
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今治市で8日、「獣医学部誘致問題」の第1回シンポジウムが開かれた。参加者は40人ほどだったが、加計学園問題に対する住民の憤りの声が続出。獣医学部新設に反対するパネリストの愛媛県議や今治市議が、192億円に上る高額建設費や、一切情報を開示しない市の姿勢を問題視した
 焦点のひとつは、今治市に獣医学部をつくるメリット。市は「卒業後の学生が今治に定着する」などと説明してきたが、獣医師資格を持つ市内の女性はこう訴えた。
結婚を機に今治市にやってきて、獣医師の働き口を探しましたが、需要がありません。県職員の“公務員獣医師”は数が限られていますし、市内に獣医師の働き先は皆無に近い
 つまり、獣医学部新設のメリットはない、と言い切ったのだ。にもかかわらず、愛媛県と一緒に100億円近い施設費をポンと差し出す今治市。北海道夕張市のように財政再建団体に転落しないよう祈るばかりだ


 ③週刊新潮 2017年8月10日号掲載 
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 安倍一強体制を瓦解させた、2つの学園の疑惑。その主人公には天と地ほどの差がある。遂に、森友学園の籠池泰典前理事長(64)は妻ともども逮捕される憂き目に。一方、雲隠れを続ける加計学園の加計孝太郎理事長(66)は時折酒席に顔を出し、司法の手が及んでいる様子はまったくない。だが、安倍総理との「奢り奢られ」は贈収賄に問われないのか。

「7月24日の閉会中審査で、民進党の大串博志代議士が“加計学園の獣医学部申請をいつ知ったのか”と、安倍総理に質問すると、“事業者として正式決定した1月20日”と答えました。でも、その日付は過去の答弁と食い違っています。6月5日の参院決算委員会では、民進党の平山佐知子議員の質問に、“国家戦略特区にその申請を今治市とともに出された段階”、つまりは2015年の6月だと答えていたのです
 続けて、大串代議士は、国家戦略特区諮問会議で獣医学部新設が認められるかどうかのヤマ場を迎えた昨夏以降、加計理事長との食事代はどちらが支払ったのかと問い質した。それに対し、安倍総理は“私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます”と言い切った
 その結果、関係業者からの供応接待を禁じた大臣規範に抵触しているとの批判が起こったのはご存じの通りだ。しかし、それだけではなかった。

「安倍さんは、諮問会議の議長ですから獣医学部新設にかかわる職務権限を持つ立場です」
 とは、元検事で政治資金問題に詳しい郷原信郎弁護士である。
「言うまでもなく、職務権限を持つ公務員がその職務に関して賄賂を受け取れば収賄、賄賂を贈った業者は贈賄の罪に問われる。もし安倍総理が、相手は特区での獣医学部新設を目指す業者だと認識し、逆に加計理事長は相手が諮問会議の議長だとわかったうえで、それに関して奢り奢られしていると、形式的には単純贈収賄の問題になり得る。となれば、安倍総理が加計学園の申請を知った時期が重要です。だから、1月20日にこだわっているのではないでしょうか」(同)
 李下に冠を正さずどころの話ではあるまい。加計理事長だけが国会招致にも応じず、このまま不問に付されていいのか。
逮捕は籠池夫婦だけで許されるのか!!

日本式ですが、一気に追い詰めるのではなく、じわじわと外堀を埋めて行く「永田町の陣」。
小沢さんが言っているが、「失礼しました」と言って静かにお辞めになったらいかがか。しかし権力にすり寄る特捜は、安倍を逮捕するでしょうね。それは仕方がない。身から出た錆です。せめて国会を出たところで逮捕されるのではなく、私邸でと言う武士の情けである。
千葉科学大学のある銚子市は、第二の夕張と言われている。第三の夕張にならないよう今治市民は必至です。全国民で応援しましょう。本当に、汚い安倍である。
安倍が辞めるまで国民は納得しない。すぐに忘れると思っていたが、参ったね。


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サンデー毎日『小沢一郎すべてを語る❗️』


サンデー毎日8月20/27合併号
中刷りである。
それにしても、安倍一色と言ってもいい。
・衆院予測-解散総選挙は「過半数割れ」
・ホスト安倍封じミエミエ内閣
・小沢一郎すべてを語る「安倍内閣は年内持たない」
・二大疑惑封印 安倍首相の遁走を許すな
これだけメディアに攻撃されるのは、金の切れ目か?バックの切れ目か?いずれにしてもまやかしが効かなくなった証拠である。
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『小沢一郎すべてを語る』
抜粋要約するつもりであったが、簡潔明瞭であり、また除く言葉がない。結局ほぼ全文掲載することになってしまった。
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権力の私物化を国民は見限った
安倍晋三政権の退潮と政局の流動化に伴い、やはりこの人物に話を聞きたくなった。小沢一郎氏である。
小沢氏にお目にかかるのは、今年2月19日号で志位和夫日本共産党委員長と対談形式でのインタビューをお願いして以来である。
 あの時はまだ安倍1強であった。トランプ政権の誕生に代表される欧米における自国中心主義の潮流を中心に論じてもらった。「『トランプ追従』の安倍首相は退陣せよ」というのがお二方の結論であった。あれから半年経過、安倍政権の失速に、75歳の権力興亡ウオッチャーは何を見たのか。
 安倍1強とはいうが、昔は民主党も1強だった、というのがあなたの主張だった。権力とは移ろいゆくものなのか。一種の無常観? 平家物語ではないが。
たけきものもついには滅びぬ、か。ひとえに風の前の塵(ちり)に同じ、だ
 この政権、どこからそうなってしまったのか?
「前半が幸運だった。ついていた。親父(おやじ)さん(安倍晋太郎元外相)の分まで。親父さんはかわいそうなことをした(中曽根康弘首相後の有力後継候補の一人。その一歩手前まで行きながら膵臓(すいぞう)がんで死去)。その分、本人に(運が)回ってきた。その意識がなさすぎた。子供におもちゃを預けたみたいになってしまった

正体見たり、枯れ尾花という話だ
最初は経済政策が当たった。それも運が良かった?
円安で株が上がって、良さそうな雰囲気になった。アベノミクスという言葉が何とはなしに受けたが、これもまた正体見たり、枯れ尾花の話だ
 枯れ尾花? いい得て妙だ。アベノミクスもこれからが大変だ。2年で2%の物価上昇という看板目標が5年たっても実現しない。メドも立たない。異次元金融緩和の負の側面が一気に噴き出してくる懸念もある。
どうしようもない。安倍さんの責任もだが、黒田(東彦日銀総裁)氏の責任は大きい。日銀総裁だもの。首相の言う通りやっていたら、金融の元締にならない
 日銀の出口問題が顕在化しつつある。日銀の保有国債を含む総資産が500兆円を超え、GDP(国内総生産)に近付きつつあり、この出口(国債売却時期)をどうするか、そろそろシミュレーションすべき時期になっている。
日本の場合は国の総資産が大きいから、まだ大丈夫だと言う人もいるが、ずっと大丈夫だと言う人はいない。どこまで大丈夫かは誰も保証できない。ある日突然だ。ああいうものは
 いざとなった時、日本経済はどうなる?
やはりハイパーインフレだろう。これだけお札を刷ってしまったのだから。庶民には回らないだけで、金融機関にはジャブジャブとカネがあるんだから
「その前兆として、今静かにだが、バブル現象が起きている。銀行も貸すところがないから、お金が土地、株に行ってしまう。1980年代のバブル期と一緒だ。あの失敗があったから、今回は慎重に、慎重にやっているようだけど、それでも、銀座の土地があの時以上の値になっている
 バブル崩壊のマグマもたまっている?
そう思う。大変な金額がだぶついている
 マグマ決壊が何をもたらすか。インフレか、国債暴落・金利急騰か?
どっちにしても、いい結果にはならないだろうし、そのツケは皆国民が払うことになる。そのことを国民は、もうちょっと早く気が付かなければならなかったんだが……」
 枯れ尾花の正体が見えなかった。
「(安倍氏も)なかなか口がうまいからね。その時々でベラベラいろんなことをしゃべる
 だが、今はあまりしゃべっても信用されなくなってきた。
「そうそう。加計(かけ)学園問題でも(答弁が)混乱してました、訂正します、といい加減なことをしゃべっている
 今回の政権の失速は、森友、加計問題が大きい?
「大きい。あれが安倍さんの体質をシンボリックに表すものになってしまった」
「お友達」優遇?
権力の私物化だ。森友、加計以外にもっとあると思うが……」
 加計問題のほうが深刻だ。
「(学園理事長の加計孝太郎氏と)しょっちゅうゴルフしたりしている。あれは下手したら収賄だ
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝衆院議員に聞くと、職務権限、便宜供与、金品授受という3構成要素からすると、事件化の可能性はゼロではない、という見解だった(本誌7月30日号)。
「別に授受はカネである必要はない。『金品』だから品でもいい。僕の見立てでも、収賄は成り立つ。甘利(明・元経済財政担当特命相=あっせん利得処罰法違反で刑事告発されたが、不起訴処分)氏は、あっせん収賄だが、加計はあっせんどころか意図的に国家制度をいじってこっちに(新設獣医学部を認可できるように)持ってきているんだからひどいものだ
「(安倍氏も)まだ、政権の座にいるからいいが、転げ落ちるような状況になると、(東京地検特捜部に)やられるかもしれない。とにかく検察というのは政治的だから
 あなたも陸山会事件というのがあった(2009年、政治資金規正法違反で秘書3人が起訴、小沢氏本人は不起訴処分)。
「政治的な国策捜査だった。検察も政治的な意図で動くから安倍政権が強固だとやらないだろうが……」
 だが、段々と強固ではなくなりつつある。
「そこをどう判断するかだろう」

内閣改造から見えるのは「自分の保身」
 下村(博文・元文科相)氏の200万円パーティー券問題は? 閣僚在任中のカネの授受、職務権限もある。
「それはストレートだ」
 そこから事件化すると、政権は立ち行かない。
「今でもダメなんだから、そこに手がついたら即アウトだ」
 政権からすれば、前川(喜平・前文科事務次官)氏の告発が痛かった。
「あまりにも行政が歪(ゆが)められたという心情だろう。いくらなんでもひどすぎる、やりすぎだよ、というものがあったんだろう」
 前川氏が文科官僚として如何(いかが)かと思われるようなところに出入りしていた、という出会い系バー報道(17年5月22日付『読売新聞』)もあった。前川氏からすると、官邸と読売が組んだ情報操作に見えた。
官邸とメディアがつるんでやった、としか思えない。双方の見識を疑うね
 安倍氏は先の閉会中審査で、これら加計問題に対し説明責任を果たせたか?
「かえっておかしくなった。加計の(獣医学部申請を初めて知った、という)日付の話が問題だ。勘違いしていました、今年1月20日が正解です、というが、あれだけ長くお付き合いして、それが初めてといっても誰が信用するのか」
 ますます?
墓穴を掘った。それが尾を引く。だから、僕は安倍さんは解散、総選挙は打てない。政権も長くない、という気がする
 解散権を行使できない政権は弱体化する。特に党内の抑えがきかなくなる?
ようやく自民党内にもブツブツ言う人が出てきた。ただ、それでもまだ少数だ。ちょっとだらしない
 そこで、3日の内閣党人事だ。政権としては局面転換の好機にする狙いだったが、枝ぶりをどう見る?
全体から見えるのは自分の保身だ。若干批判的な人たちを引き入れて何とかして人気浮揚を図ろうというだけの話
 注目する顔ぶれは?
僕は野田聖子君は受けないんじゃないかと思っていたが、受けちゃったね。もったいない。野にいて自らの主張を貫いていたほうが良かったかもしれない。谷垣(禎一・前自民党幹事長)君の時も石破(茂・元地方創生担当相)君の時もそう思ったけどね」
 野田さんはポストに注文をつけたようだが。
「頑(かたく)なに断るのは変だという思いもあるのかもしれないが、考え方がかなり異なっているのに入るのはね。安倍さんとしては、そういう人を取り込み、何とかイメチェンしたい、ということなんでしょう」
 河野太郎外相は?
「親父さんの洋平さんとは先日京都の(穀田恵二共産党国対委員長の在任20年祝いの)会合で会ったけど、挨拶(あいさつ)を聞くと安倍路線とは水と油。だけど、息子さんは違う(親安倍な)のか。対トランプ、日中と外交は今、大変だ。引き受けたはいいが、下手すると彼自身の評価が問われる」


もうスパッと辞めたほうがいい
 加計問題の後処理を担う林芳正文科相は?
「安倍さんの言う通りやるんだろうが、安倍さん自身がぐらついているところをどうするか。加計問題は安倍さんの問題だから
 ぐらつきといえば、改憲についても、改造後の記者会見で「日程ありきではない」と軌道修正した。
彼のおかしなところはまさにそこだ。自分の信念がない。ちょっと人気に差し障りがあると思うとすぐ変えてしまう。同じ憲法の中で何から手をつけるかでも、96条(改正条項)を言ってみたり、ころころ変えてきたが、今回はあれだけ明言していた改憲スタンスそのものも変えてしまった」
 トータルとして政権の骨格はいじらなかった。
「だから何も変わらない」
 そこを変えたら多少イメージが変わった?
「多少ね。だけど、根本は変わらない。安倍さん自身の問題だから。別に麻生(太郎)さんや菅(義偉)さんが前面に出た結果、国民の信頼を失ったわけではない。安倍さん自身が信頼を失っている。周りをいくら変えようと安倍さんが上にいる限りダメだ、という局面に来ているのではないか」
 この局面であなたならどう助言する?
これはもうスパッと辞めたほうがいい。失礼致しました、と。あまりにも私物化がひどすぎるもの。朴(パク)(槿恵(クネ))大統領(の16年10月末に発覚した友人崔順実(チェ・スンシル)氏の国政介入事件→結果的に朴氏は大統領弾劾制度で罷免、訴追)以上だ」
「韓国人に比べて日本人はおとなしい。だから、あのようなデモや街頭抗議活動で政権を倒すようなことはしない。表立ったお上批判はしない、という国民性だ。だけど、秘密投票、つまり、選挙という形では意思表示をする。それが都議選の結果だ。仙台(市長選=7月23日投開票、野党共闘系候補が勝利)もそうだ」
 となると、安倍3選は?
「ない。というよりも、僕は年内ももたないのではないか、そういう気がする。だって(07年9月10日)所信表明演説して2日後に辞めた(辞任表明した)人だ」
 10年前の第1次安倍政権の時の話だ。あの時は潰瘍性大腸炎で苦しんでおられた。第2次政権では薬がよく効き、それはなくなった。
「(自由党の)森(裕子参院議員)君の質問に対する安倍さんの答弁ぶりをテレビで見ていたが、相当きつそうな表情だった。そういう印象だ」
 3選はあり得ない、という最大の根拠は?
繰り返すが、権力の私物化が表に出てしまい、それに気付いた国民の支持はもう戻ってこない、と見たほうがいい。どこかのメディアが支持率が20%台になった政権がどのくらいの期間で退陣に追い込まれるか、一覧表を作っていた。一番短かったのは、安倍さんの第1次政権で1カ月。最長でも9カ月だった。だいたいそういう感じだ」
 今回は国政選挙が1年半も先(衆院議員の任期満了が18年12月)だから、局面転換する猶予期間がある。
「いやいや。今年10月(22日の衆院青森4区、愛媛3区補選)に負けたらおしまいだ。もちろん、安倍さんが辞めたからといっても自民党政権が続くわけだが、次の人は誰がなっても自民党政権は浮揚できない」
 それはなぜ?
「日本人の心の中で、安倍政権、自民党政治に対する批判や不満がマグマのようにたまっている。要するにアベノミクスというのは何だったのか。儲(もう)ける人は儲けたが、一般国民には一体何がしたたり落ちてきたのか。それから、年金医療も福祉も負担は増えるが給付は減っていく。しかも、先が見えないし、それをどう抜本改革するかという論争もない。だから、正体見たり、だ。多分、国民が初めてそう思ってきた。だからこれだけ鋭角的に支持率が下がっている
 顔が代わっても支持率は復元しない?
「しない。だって、それを黙って支えてきた。何も言わずに後をついてきた。その責任がある。自民党自体の信頼が失墜している」
 安倍改憲戦略はどうなるか? 20年までに9条3項に自衛隊を付加するという。
「できないね。だって、僕は今年中に総辞職になると思っているから」
 改憲どころではない?
「次の人が改憲と言うかどうか。言いっこない」
「ポスト安倍」でも反転上昇はない
 その次の人、「ポスト安倍」をどう見る?
「石破君と岸田(文雄・前外相、宏池会会長)君か。普通だと左の宏池会が、右の清和会政権に対して、久々にハト派の旗を立てる、という最高の場面だ。だけど、(宏池会の面々も)ずっと安倍政権の中で来てしまったからね。谷垣君もけがをしてしまった(自転車事故で静養中)が、幹事長を受けずに(閣外から)安倍政権と対峙(たいじ)していたらすぐ首相だった」
 岸田氏はどうか?
「今から安倍批判というのも変だしね」
 岸田宏池会としては、禅譲路線という戦略だ。
「棚からボタ餅路線か」
 宏池会の事実上のオーナーである古賀誠氏が、「水に落ちた犬は叩(たた)かない」と明言した(本誌8月6日号)。
「藁(わら)を差し伸べる必要もないが、叩く必要もないということか。古賀君がね。しかし、それは当面のテクニカルなやり方だが、そういう継ぎ方をしたのでは、政権は長くはもたない」
 では、石破氏の対決路線のほうがいい?
「彼も閣僚なんかにならなければ良かった。選挙基盤の弱い若手は執行部にたてつくわけにはいかんだろうが、彼のように選挙に強い人は、どんどん自己主張しなければダメだ
 となると、石破、岸田両氏のどちらに転んでも?
「自民党の反転上昇はない」
 そうなると、連立相手の公明党はどうなる?
「(自民でも反自民でも)どっちにでもいいほうにつくのではないか。自民党が野党になったらこっちにつく。創価学会は機能してない。だから、公明党議員が当面の利害判断で動くということになっているから、時々の状況次第だ。都議選では小池(百合子都知事代表の新党・都民ファーストの会)氏についた
 都議選で自民は23議席。公明票の下駄(げた)を外すと、これが自民党の実力か、と。
「僕は、小池圧勝は当然だと思っていたが、正直自民党がここまで負けるとは思わなかった。30議席台は取る、と。最後の1週間で、10議席減らした。安倍さん本人のせいでもあるが、稲田(朋美・前防衛相)失言、下村事件で票を減らした。本来自民党が地力を出して競り勝つはずの3人区、4人区で、自民が競り負けた。公明票がなかった、というより、あまりにも安倍政権のパフォーマンスがひどすぎて、本来の保守支持層が一気に離れてしまった
 次号では、政権奪還、政界再編の今後を聞く

次回も楽しみですね。
どお?もうこの人に国の立て直しをお願いするしかないと思う。どろかぶりやくになるが。
よろしくです。




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