嗚呼、悲しいではないか!

激動の世界情勢を裏から真実をお伝えしたい。そして日本が正当に立ち回るようにしたい。

子供じゃないんだから、、、

わざわざ、バルト3国へ、何しに行ったのよ、と皆さん訝っているが、どうやら目的が見つかった。
日刊ゲンダイより
(2題とも日刊ゲンダイより抜粋転載です)
目的は中国包囲網だそうです。


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習金平が推進する一帯一路の欧州への入口が、今回訪問するバルト3国と東欧3国です。
すでに、中国がこの6カ国と経済的関係を深めています。安倍首相は各首脳と法の支配を含む基本的価値観の確認をし、中国を牽制している。
しかし、各国はほとんど反応していない。中国は大事な国ですから。
地球儀を俯瞰する外交と称して中国包囲網を構築しようとして来たが、まったく実を結んでいない。
一帯一路にも協力姿勢に転じて、今年中の日中関係改善に意欲を示したが、今回の訪問は中国を刺激しているはず。


中国と対立するより取り込んだほうが国益にかなうと各国が思っているのに、支離滅裂な対応になっている。


もともとバルト3国はソ連に併合された過去を持ち、反ロ感情が根強い。
エストニアのラタス首相がウクライナの対ロ制裁に触れ、安倍はG7との連携維持を表明せざるを得なかった。プーチンは面白くないはずだ。
ロシアと中国を刺激して、果たして国益を考えているのか?
地球儀を眺めて遊びに行っているのではないか。


2題目も日刊ゲンダイ「誰が寝た子を起こしたのか」
五輪ボイコットの幼稚な理由
慰安婦問題は「河野談話」は国際的にも評価され、日韓両政府の間で慰安婦問題に対する溝は徐々に埋まりつつあった。


しかし、わざわざ「寝た子」を起こしたのがほかならぬ安倍政権だ
第1次安倍政権は07年3月、従軍慰安婦について〈政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった〉などと、歴代政権が認めてきた史実を否定する政府答弁書を閣議決定。その後、旧民主党政権の菅内閣が10年8月に韓国植民地支配への反省とおわびを表明する首相談話を閣議決定したが、12年12月に発足した第2次安倍政権が、ガラリと方針転換。


 何のことはない。慰安婦問題の解決に向け、日本の歴代政権が薄皮を剥ぐように積み重ねてきた外交努力をブチ壊し、再び日韓対立を先鋭化させるような愚行を犯してきたのが安倍政権なのだ。

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五輪は平昌が終われば次は2020年夏の東京、そして22年冬の中国・北京と続く。東アジア3カ国で連続して開催される「平和の祭典」の初っぱなの大会で、次の開催国である隣国の首相が開会式を欠席するのは前代未聞。日韓は紛争状態にあるワケでも何でもない。国連人権理事会でも問題視される重大な人権侵害である慰安婦問題をめぐる合意文書で、当事者の韓国政府が見直し方針を公表しただけだ。それを理由に五輪の開会式欠席なんて、いくら何でも常軌を逸しているとしか言いようがないだろう。


国際感覚のない、国の代表である。キッシンジャー曰く「バランスの破壊者とする危険分子」である。子供じゃないのだから、もう少し大人の対応を取っていただきたい。国民としては、恥ずかしい。



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