【12月29日 AFP】(更新)北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は29日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が28日、朝鮮労働党中央委員会総会を招集したと伝えた。総会では、「国家と国防建設の重大問題」を討議するという。

 米朝非核化交渉は、今年2月にベトナム首都ハノイで行われた2度目の首脳会談が決裂して以来、ほぼこう着状態にある。北朝鮮は、非核化交渉の期限と設定した年末までに米国が譲歩しなければ正体不明の「クリスマスプレゼント」を贈るとしており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を準備しているのではないかとの見方が出ている。

(こんな頓珍漢に騙されてはダメ)

 韓国政府のシンクタンク、韓国統一研究院(Korea Institute for National Unification)の研究者、洪珉(Hong Min)氏は、現在開催中の総会の結果、北朝鮮がこれまでの対米政策からの「大幅な転換」を発表する可能性があると指摘する。

 北朝鮮国営メディアは今月に入り、金委員長が北朝鮮の聖地とされる白頭山(Mount Paektu)で白馬に乗っている写真を公開した。北朝鮮専門家らはこの写真について、非常に象徴的なもので、政策発表がある可能性を示唆していると述べている。(c)AFP

(韓国は冷静。南北、そして米国と中国の間でひそかに話が進んでいると言われる。安倍との握手の写真の裏で。日本国内でも安倍を除いて調整が続いているらしい。)